📋 この記事でわかること
2022年から不妊治療は公的保険(健康保険)が適用されています。ここで言う「不妊治療保険」は、民間の医療保険・女性保険の給付金を指します。
不妊治療に使える保険の種類
| 種類 | 内容 | 不妊治療との関係 |
|---|---|---|
| 医療保険(入院給付) | 入院・手術時に給付 | 採卵手術(日帰り)は給付対象外が多い |
| 女性疾病特約 | 女性特有の疾患を幅広くカバー | 不妊治療給付金が付く商品もある |
| 不妊治療専用保険 | 不妊治療の費用を直接補償 | 専用設計だが制限が多い傾向 |
| 就業不能保険 | 働けなくなったときの収入補償 | 妊活で退職した場合の生活費に |
妊活前に入るべき理由
民間保険には「不妊治療中の方・治療を受けたことがある方は加入できない(または特定部位免責)」という条件があることが多いです。
・不妊治療クリニックに通い始めると「治療中」とみなされ加入できない保険がある
・タイミング法の段階でも「不妊治療を受けている」と告知が必要なことも
・給付金の支払い対象外になる「観察期間」(免責期間)がある保険も
「子どもが欲しいと思ったら、妊活を始める前に保険の見直しをする」が鉄則です。
選ぶときのチェックポイント
① 「不妊治療給付金」が付いているか
人工授精・体外受精の費用を直接補助してくれる給付金が付いた商品があります。1回あたり1〜5万円程度が多いです。
② 採卵手術が給付対象か
体外受精の採卵は日帰り手術ですが、保険によっては「入院を伴わない手術は対象外」のものがあります。必ず約款を確認しましょう。
③ 免責期間と待機期間
加入後すぐに給付を受けられない「免責期間」を設けている保険があります(3〜12ヶ月が多い)。妊活開始前に加入し、この期間を過ごすのが理想です。
④ 保険料と給付金のバランス
月払い保険料が高くても、不妊治療に使える給付回数・金額が少ない商品では費用対効果が低くなります。
代表的な保険の特徴
| 保険タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 女性疾病特約付き医療保険 | 幅広くカバー。出産費用にも | 不妊治療は付随的な補償のみ |
| 不妊治療専用保険 | 給付対象が明確 | 保険料高め・制限多い |
| 就業不能保険 | 退職後の生活費カバー | 治療費直接補助ではない |
保険商品は条件・保険料・給付内容が頻繁に変更されます。最新の内容は各保険会社の公式サイト・ファイナンシャルプランナーにご確認ください。
私が加入した保険と感想
私は妊活を始める数ヶ月前に、女性疾病特約付きの医療保険に加入しました。不妊治療に使える給付金(1回1万円)が付いており、人工授精3回でそれぞれ給付を受けました。
体外受精になった場合も一部カバーできる見込みなので、「加入しておいてよかった」と思っています。逆に言えば、妊活を始めてから加入しようとしたら断られた可能性もありました。
保険は「万が一のためのもの」ですが、不妊治療は費用が読みにくい。少しでも経済的な安心を得るために、妊活前の保険見直しは本当におすすめです。
参考資料
- 厚生労働省「不妊治療の保険適用について」
- 金融庁「保険商品の選び方」