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お金・制度

体外受精の
費用を公開

保険適用後の実費・補助金まで解説 | 2026年6月11日

📋 この記事でわかること

  1. 体外受精(IVF)とは
  2. 2022年保険適用でいくら変わったか
  3. 1回あたりの費用の内訳
  4. 使える補助金・制度
  5. トータルいくらかかるか
先に結論

体外受精は2022年4月から保険適用(3割負担)になりました。以前は1回30〜50万円かかっていたものが、保険適用後は1回10〜15万円程度に。さらに高額療養費制度も使えます。

体外受精(IVF)とは

体外受精(IVF: In Vitro Fertilization)は、女性の卵巣から卵子を採取し、体外で精子と受精させ、受精卵を子宮に戻す不妊治療です。

人工授精と異なり、受精を「体外」で行うため、卵管閉塞・重度の男性不妊・原因不明不妊など様々な原因に対応できます。

治療法受精場所1回の妊娠率費用(保険3割)
タイミング法体内10〜15%数千円
人工授精体内5〜10%1〜2万円
体外受精体外20〜40%10〜15万円

参考:日本産科婦人科学会「ARTデータブック2022」

2022年保険適用でいくら変わったか

項目保険適用前(全額自費)保険適用後(3割負担)
採卵・培養費20〜30万円6〜9万円
胚移植費5〜10万円1.5〜3万円
1周期トータル30〜50万円10〜15万円
✅ 保険適用の条件(2024年時点)

・法律婚または事実婚のカップル
・女性が43歳未満であること
・採卵:通算6回まで(40歳以上は通算3回)
・胚移植:通算6回まで(条件同上)

参考:厚生労働省「不妊治療の保険適用について」

1回あたりの費用の内訳

採卵周期(卵子を採る周期)

項目費用目安(3割負担)
診察・超音波検査2,000〜5,000円/回
排卵誘発剤(注射)5,000〜20,000円(周期による)
採卵手術30,000〜50,000円
精子調整・受精5,000〜10,000円
胚培養費10,000〜20,000円
採卵周期合計約50,000〜100,000円

凍結胚移植周期(受精卵を戻す周期)

項目費用目安(3割負担)
ホルモン補充5,000〜15,000円
胚移植処置15,000〜30,000円
判定・血液検査2,000〜5,000円
移植周期合計約20,000〜50,000円

使える補助金・制度

高額療養費制度

1ヶ月の医療費が一定額(所得により約5.7万〜15万円)を超えた場合、超過分が払い戻されます。採卵周期のような費用が高い月に特に有効です。

自治体の不妊治療補助金

保険適用外の治療(先進医療など)に対して独自の補助を行う自治体があります。お住まいの市区町村に確認を。

医療費控除(確定申告)

年間10万円(総所得の5%)以上の医療費は確定申告で控除できます。交通費・薬代も含められます。

参考:国税庁「医療費控除の概要」

トータルいくらかかるか

体外受精は1回で妊娠できるわけではなく、複数周期試みることが多いです。

パターン費用目安
採卵1回+移植1回(成功)10〜15万円
採卵1回+移植2〜3回15〜25万円
採卵2回+移植4〜6回30〜50万円
⚠️ 先進医療・保険外オプションに注意

ERA検査・タイムラプス培養・PGT-Aなど、クリニックが提案する追加オプションは保険外。1つ5〜20万円以上になることも。全て受ける必要はなく、担当医と相談して必要なものだけ選びましょう。

💰 不妊治療費用シミュレーター

人工授精・体外受精の保険適用後の費用を計算できます

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参考資料

※ 本記事の費用は目安です。クリニック・地域・処置内容により異なります。最新情報はクリニックにご確認ください。