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妊娠中の食べ物・飲み物

妊婦はコーヒーを何杯まで
飲んでいい?

WHO・厚生労働省ガイドラインをもとに作成 | 最終更新:2026年5月19日

📋 この記事でわかること

  1. 結論:妊婦のコーヒーは1日何杯まで?
  2. カフェイン量の目安(飲み物別一覧)
  3. カフェインが赤ちゃんに与えるリスク
  4. デカフェ・カフェインレスの選び方
  5. 妊婦がコーヒーを楽しむ5つのコツ
  6. 妊活中のカフェインはどうする?
  7. よくある質問
先に結論

妊婦のカフェイン摂取は1日200mg以下が国際的な目安。コーヒー換算で1〜2杯までなら過度に心配しなくて大丈夫です。

☕ 今日コーヒーを飲んでいい? かんたん判断フロー

今日すでに何杯飲んだ?(ドリップ1杯=約100mg換算)
0〜1杯
→ あと1杯OK ✅
2杯
→ 今日はここまで ⚠️
3杯以上
→ 今日はNG 🔴

※ 紅茶・緑茶・コーラも合算して計算。1日200mg以内が目安。

結論:妊婦のコーヒーは1日何杯まで?

「妊娠したらコーヒーを完全にやめないとダメ?」という不安、私も妊活中に毎日のように検索していました。妊活を始めてすぐ、当時は朝にドリップコーヒーを2杯飲むのが習慣で、「これ全部やめないといけないの?」と焦ったのを覚えています。結論から言うと、完全禁止は不要です。

WHO(世界保健機関)、EFSA(欧州食品安全機関)、英国食品基準庁など、世界の主要機関が共通して示しているのが「1日200mgのカフェインを超えない」という目安です。

機関推奨上限コーヒー換算
WHO300mg/日未満約2〜3杯
EFSA(欧州)200mg/日以下約1〜2杯
英国食品基準庁200mg/日以下約1〜2杯
厚生労働省過剰摂取に注意(明確な数値なし)

出典:WHO – Caffeine during pregnancyEFSA Scientific Opinion on caffeine (2015)、英国食品基準庁(FSA)

より安全を重視するなら1日200mg(コーヒー約1〜2杯)を上限の目安にしましょう。

カフェイン量の目安(飲み物別一覧)

「コーヒー1杯」のカフェイン量は、淹れ方やカップサイズで大きく変わります。コーヒー以外の飲み物にもカフェインが含まれていることを忘れずに。

飲み物カフェイン量
ドリップコーヒー150ml(1杯)約90〜150mg
インスタントコーヒー150ml(1杯)約60〜80mg
エスプレッソ30ml(1ショット)約60〜70mg
緑茶150ml約30〜50mg
紅茶150ml約30〜50mg
コーラ(炭酸)350ml缶約35〜45mg
エナジードリンク250ml約80〜150mg
ほうじ茶150ml約20mg
玄米茶150ml約10mg
ハーブティー(純粋)150mlほぼ0mg

出典:文部科学省 食品成分データベース

⚠️ エナジードリンクには注意

エナジードリンクはコーヒーより高カフェインのものも多く、他の成分(タウリン等)の影響も不明です。妊娠中は避けるのが無難です。

カフェインが赤ちゃんに与えるリスク

なぜ妊婦はカフェインを制限すべきなのでしょうか?胎児はカフェインを分解する酵素(CYP1A2)が未発達で、大人に比べてカフェインの影響を受けやすいためです。カフェインは胎盤を通過して胎児に届くため、大人が「少量だから大丈夫」と感じる量でも、胎児の体内では処理しきれないことがあります。

過剰摂取が続くと指摘されているリスクには以下のものがあります:

ただし、これらのリスクは1日300〜600mg以上の高摂取量での話がほとんど。1〜2杯程度であれば過度に心配しなくて大丈夫です。

⚠️ 妊娠初期は特に注意

妊娠4〜8週は神経管の形成や主要臓器の発達が始まる重要な時期。妊娠に気づく前から「もしかして」と思ったら、この時期だけでも意識して減らしておくと安心です。

デカフェ・カフェインレスの選び方

「コーヒーの風味は楽しみたいけど、カフェインが心配」という方にはデカフェがおすすめです。

✅ デカフェを選ぶポイント

「スイスウォータープロセス」や「CO2抽出法」で処理されたものは、化学溶媒を使わず安心です。パッケージに記載されていることが多いので確認してみてください。

種類カフェイン量備考
デカフェコーヒー約2〜5mg/杯ほぼゼロに近い
ノンカフェイン麦茶0mg妊娠中に最も安心
ルイボスティー0mg鉄分・ミネラル豊富
ハーブティー0mg(種類による)※ペパーミント・カモミールは大量摂取注意

☕ 妊娠中の食べ物・飲み物をチェック

コーヒー以外にも、妊婦が気をつけるべき食品をまとめたチェッカーがあります。

食品安全チェッカーを使う →

妊婦がコーヒーを楽しむ5つのコツ

  1. 1日1〜2杯を上限にする:200mgを超えないよう意識する
  2. 空腹時は避ける:吸収が速くなり、つわりを悪化させることも
  3. 午後は控える:睡眠の質を保つために14時以降は減らす
  4. ミルクをたっぷり入れる:ラテスタイルにするとカフェイン量が分散し、カルシウムも摂れる
  5. 妊娠初期は特に慎重に:流産リスクが高い時期なので、この時期だけでも控えめにするのがおすすめ

妊活中のカフェインはどうする?

「妊娠前から減らした方がいい?」という疑問も多いです。妊活中(まだ妊娠確認前)は、排卵後〜生理予定日の高温期が「もしかしたら妊娠しているかも」の時期。このタイミングにカフェインを大量摂取するのは避けた方が安心です。

私が人工授精周期に経験したのですが、「2週間待ち」の間にコーヒーを飲むたびに「影響ないかな…」と不安になっていました。その不安のストレス自体の方が体に悪い気がして、途中から排卵後はデカフェに切り替えました。結果的に、気持ちが楽になったのでおすすめです。

✅ 妊活中のカフェイン対策(まとめ)

・排卵日〜高温期はコーヒーを1杯/日以内に抑える
・紅茶・緑茶・エナジードリンクも合算して200mg以内を意識
・妊娠発覚前からデカフェに切り替えておくと妊娠後もスムーズ
・完全ゼロにしなくてよい。管理できる範囲で無理なく

よくある質問

Q. 妊娠発覚前、コーヒーをたくさん飲んでいた。赤ちゃんへの影響は?

妊娠初期(4〜8週)は重要な発達期ですが、1〜2杯程度の通常量であれば過度に心配しなくて大丈夫です。妊娠発覚後から量を管理すれば十分なので、過去のことを悔やむより「これから」の管理に集中しましょう。不安な場合は産婦人科の先生に相談してみてください。

Q. つわりでコーヒーの匂いがダメになった

妊娠初期につわりでコーヒーの匂いが苦手になる方は多いです(私の周りでもよく聞きます)。無理して飲む必要はありません。水・麦茶・ノンカフェインハーブティーに切り替えるよいチャンスです。つわりが落ち着いた14〜16週以降に少しずつ再開する方がほとんどです。

Q. カフェインゼロを徹底すべき?

ゼロにできればベストですが、「絶対にゼロにしなければ」というプレッシャー自体がストレスになることも。200mg以内であれば、楽しんで飲む方がトータルの健康には良いこともあります。産婦人科の先生に「1杯飲んでいいですか?」と聞いてみると、ほとんどの先生が「1〜2杯ならOK」と答えてくれるはずです。

Q. 妊娠中期・後期は緩めていい?

胎盤が完成した妊娠中期(16週以降)以降もカフェインは胎盤を通過します。200mg以内の目安は妊娠を通して変わりません。ただし、体調が安定してきたら「1日1〜2杯を楽しむ」余裕は持っていいと思います。

💌
運営者より

私自身も妊活中にカフェインのことを調べまくりました。「完全にやめなきゃ」と思って無理してたんですが、1〜2杯なら大丈夫と知ってからは少し気楽になりました。妊娠中でもコーヒーの香りを楽しむ余裕、大事にしてほしいです。

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※ 本記事は一般的な情報をまとめたものです。医療行為・診断・治療の代替となるものではありません。体調に不安がある場合は、必ず医療機関(産婦人科・かかりつけ医)にご相談ください。