📋 この記事でわかること
胎動が少ないと感じると不安ですよね。まずは胎動カウントをしてみましょう。赤ちゃんも寝ている時間があるので、10回の動きを数えるまでの時間を測ります。
胎動が少ないのは正常なこともある
「胎動が少ない気がする」——その瞬間の、心臓が止まりそうな感覚、わかります。妊活中の私はまだ経験していないけれど、妊活仲間の先輩ママから「あの不安は言葉にできない」と何度も聞きました。まず深呼吸して、この記事の「胎動カウント」を試してみてください。
胎動の回数や強さには、以下のような正常な変動があります:
- 赤ちゃんが寝ている:胎児は1日の約70〜80%を睡眠で過ごしています。20〜40分の睡眠サイクルがあります
- お母さんが動いている間:歩いているとき・立っているときは胎動を感じにくい
- 羊水の量や胎盤の位置:前置胎盤気味だと胎動を感じにくいことがある
- 妊娠週数:妊娠後期(36週以降)は動きが大きく感じにくくなることもある
ただし、「いつもと明らかに違う」と感じたときは迷わず確認・受診しましょう。
胎動カウントの正しいやり方
胎動カウントは赤ちゃんの元気を確認するシンプルな方法です。
- 食後1〜2時間(赤ちゃんが活発な時間帯)に横になる
- 左を向いて横になる(左側臥位が血流が良くなりおすすめ)
- 胎動を10回感じるまでの時間を計る
- 30分以内に10回感じれば問題なし
- 1時間たっても10回感じない場合は受診を検討
| 結果 | 判断 | 対応 |
|---|---|---|
| 30分以内に10回 | ✅ 元気 | 引き続き様子見 |
| 30〜60分で10回 | ⚠️ やや少ない | 食後もう一度試す |
| 1時間たっても10回未満 | ❌ 要受診 | 産婦人科に電話・受診 |
胎動を感じやすくするコツ
- 食後に確認する:血糖値が上がると赤ちゃんが活発になることが多い
- 冷たい飲み物を飲む:刺激で赤ちゃんが動くことがある
- お腹をやさしくトントンする:声をかけながら触れると反応することも
- 横になってリラックスする:立っているときより感じやすい
- 夜の就寝前に確認する:赤ちゃんは夕方〜夜に活発になることが多い
すぐに受診すべきサイン
・1時間横になっても胎動を10回感じない
・「昨日より明らかに動きが少ない」と感じる
・胎動が突然完全に止まった
・お腹の張り・痛みが伴っている
・出血がある
「大げさかな」と思って受診をためらう必要はありません。産婦人科医・助産師は「来すぎ」とは思いません。不安があれば電話一本でまず聞いてみましょう。
胎動を感じ始める時期
| 週数 | 胎動の状況 |
|---|---|
| 16〜18週 | 経産婦が感じ始めることが多い(ぽこぽこ・ぷくぷく感) |
| 18〜20週 | 初産婦が感じ始める目安 |
| 22〜24週 | ほとんどの人が感じる。動きが明確になる |
| 28〜32週 | 胎動が最も活発。1日に何十回も感じる |
| 36週〜 | 赤ちゃんが大きくなり動きが制限される。「減った」と感じる人も |
初産婦で20週になっても胎動を感じない場合は、次の健診で相談してみましょう(胎盤の位置・羊水量・個人差で変わります)。
よくある質問
Q. 20週を過ぎても胎動を感じない。異常?
20〜22週でも感じない方はいます。胎盤が前壁(お腹側)についている前置胎盤気味の場合、クッションになって胎動が感じにくくなることがあります。また、体型・体重・羊水量でも差が出ます。22週を過ぎても全く感じない場合は次の健診で相談を。超音波で赤ちゃんの動きを確認してもらうと安心です。
Q. 胎動が突然激しくなった
胎動が活発になるのは基本的に良いサインです。成長に伴い動きが大きく・強くなるのは正常。ただし「異常なほど激しい動きの後、突然止まった」というパターンは受診のサインになることがあります。普段との違いを感じたら産婦人科に相談を。
Q. 胎動カウントを毎日しないといけない?
毎日する必要はありません。「なんとなく少ない気がする」と感じた日に確認するツールとして使いましょう。毎日カウントに集中しすぎると不安が増すこともあります。担当医から特別な指示がない限り、気になったときに使う程度でOKです。
Q. 36週以降、胎動が減ってきた気がする
妊娠後期(36週〜)は赤ちゃんが大きくなり、子宮内のスペースが狭くなるため動きが制限されることがあります。「量は減ったが感じる」状態は正常の範囲内です。ただし「全く感じない」「昨日より明らかに少ない」場合は念のため受診してください。
胎動が少ないと感じた瞬間の不安って、言葉にならないですよね。「大丈夫かな」と思ったらすぐ確認・受診してください。赤ちゃんの元気を確認することに「行きすぎ」はありません。